日本三古湯・有馬温泉
いつもお世話になっております。
『日本介護トラベルサービス』です。
各地で観測史上最高気温を記録し、体温と変わらない気温の毎日が続きますね。
熱中症に気を付けながら、暑い暑い夏を無事に乗り越えましょう。
先日、お客様と一緒に兵庫県の有馬温泉に行ってまいりました。
有馬温泉と言えば、和歌山の白浜温泉、愛媛の道後温泉と並んで【日本三古湯】と
呼ばれる古くからの温泉地で、「日本書記」や「風土記」にも出てくるくらい
歴史のある温泉ですね。
有馬温泉は豊臣秀吉が愛した温泉としても有名で、鉄分の多い【金泉】と無色透明の
【銀泉】の2種類のお湯が楽しめますが、神戸市北区にあるので大阪や兵庫など
関西圏からだと日帰りで楽しむこともできるくらいとても身近な温泉です。
「楽しみにしてたんや~」と元気いっぱいのHさま。
暑さにも負けず、目がキラキラ輝いてらっしゃいます。
有馬温泉街はのんびり散策しても2~3時間ほどで歩けるくらいの広さ。
「車椅子いらん、歩く!」と景色を眺めたり土産物店を覗いてみたり、久しぶりの
観光が楽しくて仕方がないご様子。
炎天下にあまり長時間おられると熱中症が心配なので、適度に切り上げて少し早めに
お泊り先の【有馬グランドホテル】へ。
ロビーで少し休憩してからお部屋に上がると、高台にあるホテルなので窓からの景色も
なかなかの物です。
「ずっと見てられるな」と満面の笑みでニコニコ。
お夕食まで時間があるので、お土産を買いがてら少しお散歩することにしました。
実はこのホテル、迷子になりそうなくらい広いんですよ。
どこも全てたっぷりとスペースが確保されているので、広々としたロビーで寛ぐのも
いいですし、3つある建物内を探検してみるのも楽しいかも知れません。
「有馬に来たら炭酸せんべいは忘れたらあかんな」とご自分の分や施設のお友達、
職員様の分まで購入され、お買い物が終わる頃にはちょうどお夕食の時間。
美味しそうなお料理を前にご満悦。
ケアマネ様には食の細い方とお聞きしていましたが、少しずつ色々なお料理が
出てくると食欲も湧くのでしょうね。ほとんど残さず召し上がられました。
お夕食の後は待ちに待った温泉。
入浴の時にお手伝いが必要と伺っていたので、スタッフが一緒に入れるように
貸切風呂を予約していましたが、旅先で体調が劇的に良くなられましたか!?
何もお手伝いしなくても全部ご自分でなさり、気持ちよさそうに温泉に浸かって
おられるのをスタッフはただ見守るだけでした(^^;)
いえ、お元気なのは大変喜ばしいことなのですが・・・。
翌朝、午前中はゆっくり眠っておられるとお聞きしておりましたが、7時には
お目覚めになり、「朝風呂に入りたい!」と朝からとってもお元気。
今度は最上階の大浴場を満喫され、入浴されるとお腹も空いてきたご様子。
ビュッフェスタイルのご朝食に「ちょっとずつ色々選べて楽しい」と大喜び。
朝からしっかり召し上がっていただけました。
チェックアウトの時間には「ここ気に入った。帰りたくない」と名残惜しそう。
次は桜の時期か紅葉の時期か、季節を変えてまた来ましょうね。
そして、次回は違ったタイプのお部屋に泊まりましょう。
お一人での外出が難しい、家族だけでは不安、誰か付き添ってくれたらいいのに・・・。
そんなご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談くださいね。
ご対応させていただくスタッフたちは今でも変わらずにマスク・手洗い・ウガイ・
手指消毒としっかり感染症対策を続けた上で、体調に変化がないかも毎朝きちんと
チェックしておりますので、どうぞご安心ください。
また、旅行と言うほど遠出ではないけど近所をお散歩したい、病院や役所まで
付き添ってほしい、ご自宅の中で困ったことがある(お掃除のお手伝いやお買い物の
代行など)と言うような時でもどうぞお気軽にご相談くださいませ。